鶯宿梅がこの先生きのこるには


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鶯宿梅蒔絵糸目椀・尚古堂
 

 
価格:¥635250-[税込]
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      鶯宿梅蒔絵糸目椀 椀 :尚古堂蒔絵:竹田省     「桃の花書つめ蒔絵糸目椀」と同じ、輪島の塗で京の蒔絵の最良の作り手によるすばらしいお椀です。 蓋を開けた時の感動は、たとえようもありません。 拡大できます 拡大できます 勅なればいともかしこし鶯の宿はと問わばいかが答えむ こちらの歌は、紀貫之の娘、紀内侍(きのないし)のものです。この歌から生まれた鶯と梅の文様。そしてその文様を描いていただいたお椀。はんなりとした中にも歌のように愛らしく優しい印象です。 身の後です。 拡大できます 写真の強い光は撮影ライトの映り込みです。あらかじめご了承下さいませ。 鴬宿梅蒔絵糸目椀  名前の由来は紀貫之の娘、紀内待のうた   勅なればいともかしこし鶯の宿はと問わばいかが答えむ から採られた文様といわれています。  この様に書詰めにして鶯の宿を表したのでしょう。あまり古くからの文様とは思えませんが、明治頃の京の蒔絵師が考えついた名品だったのでしょう。茶器やさまざまなものに展開されている文様です。  輪島の尚古堂さんの繊細な糸目椀に、京の竹田省さんにこの蒔絵をしていただきました。華やかですが渋い光が落ちつきを保って、中に入るものを待っています。  いつでしたか弟が思いもかけずワイルドな味の雉子の丸が入ったお椀を作ってくれたことがありました。京都からのお客様で、寒い寒い日だった記憶があります。  こんな繊細な椀で思いがけなくワイルドな味。そういう意図だったかどうかはもう聞くことは出来ませんけれど。 店主 真木啓子 花の家へのお誘い→
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